| Brazilian Rosewood/Jacaranda Custom | |
| 渓流詩人のキュー | |
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■ブラジリアン・ローズウッド/ハカランダ・カスタム■ 画像はクリックで大きくなります
【匠の部位】 *先角(本象牙・渓流スペシャル構造) *シャフトA(ハードロック赤木ソリッド) *フォアアーム(本ハギ4剣/ハカランダ) *リヤスリーブ(ハカランダ+ロングデルリン) 【重 量】バット:450g シャフトA(淡路亭'87年ソリッド + 先角22o象牙):110g → 合計560g(19.75オンス) シャフトB(1980年代ソリッド + 先角22oLBM) :120g → 合計570g(20.10オンス) シャフトC(アダム・ソリッド + 先角22o象牙) :130g → 合計580g(20.45オンス) シャフトD(テスト中) シャフトE(テスト中) シャフトF(テスト中) 【タ ッ プ】 シャフトA:Brundswick Blue Diamond 10 ton press シャフトB:WB(ウォーターバッファロー/N . I . C BILLIARDS SUPPLY INC.) シャフトC:TAD-H (タップについての説明) すべて同じタップを各シャフトにつけて打感と切れ、スロウ、トビを検証。 結果として、各々のシャフト特性にマッチしたタップを選択するに至った。 特記事項としては、TADオリジナルのHは決して硬くはなく、非常に密度が 高くて粘る感じ。手玉への食いつきも非常に良い。 但し、シャフトとタップ特性を引き出すには、ストロークを変える必要がある。 カッターでタップ側面を削いだ感触はWBに非常に似ているが、WBの方が打感 もカッター整形での感触も硬い。 TADオリジナルキューはかつてWB(N.I.C BILLIARDS SUPPLY INC.の製品)と 相性がとてもよかったのだが、TADタップが発売されて試してみると、まさしく WBと同質の感触だった。両者とも水牛の皮を使っている。 また、ファイバー系であるブランズウイック10トン締めも水牛の皮繊維を 使っている。 ブルータップとは皮繊維にチョークの粉をまぶして薬品で練り固めた物。 繊維の方位性を損ねないために、タップの仕上げの際のカッター切りには 注意を要する。ヤスリがけも向きに注意する必要がある。 よく考察しないでブルーを仕上げると、たちまちチョウチンになったり、繊維 の並びを裂いてしまい、使い物にならなくなる。 ブルータップは繊維の隙間にチョークと空気が混入しており、いくら締めても 一枚革のように「パンク」することはない。 氏橋さんの「ブルー10トン締め」は、製作工程で緩んだら増し締めするという 段階的加圧をしているが、それでも打感はやや柔らかい。 しかし、シャフトに装着して即実戦に投入でき、玉の横ズレも感知しやすい。 玉離れが早いのに食いつきがよいのかスピンも良く乗るという不思議なタップ。 締めてないブルー系に多く存在する「当り−外れ」も少ない。 氏橋ブルーの打球音については、シャフトが持つ個体音を聴き取るのに適して おり、シャフト個体がどんな音質を持つ物か如実に検出してくれる。 自分のシャフトがどんな音がするのかを知るには氏橋ブルーを着けるとよい。 なお、氏橋さんがプレスするブルー10トン締めは「10トン」の加圧で締めて いる訳ではない。50個を同時に専用治具で段階的に加圧しており、1個当たり の加圧重量も定かではない。氏橋ブルーの「10トン」とは、百人力や元気百倍 と同じように、「多くの」という程度の意味らしい。 【グリップ】TADオリジナルリネン(ホワイト&ライトグリーン) 【コメント】1986年製ヘルムステッターを大改造。 Aシャフトである1987年製淡路亭シャフトは、押しもよく乗るが、 とりわけ引きが絶品。効率よく引けるので、距離のコントロールが 楽。 また、やったことにリニアに反応してくれることは操作にシビアさ も伴うが、このシャフトを制御下に置いて操縦する限り、手玉を 自在にコントロールして任意の場所に運ぶ繊細な撞球が可能と なる。コシもあり、いわゆる「アタリ」のシャフトだ。 但し、トビやズレに対する見越しはこのシャフト独特の個性がある ので、このシャフトに見合った補正=見越しを取る必要がある。 また、逆-順-上-下のヒネリでのズレの個性がBシャフト・Cシャフト とも異なる。 打球音は典型的な象牙先角の音をストレートに発する。 すなわち、紫檀や黒檀など硬質なトーンウッドを叩いた時のような 芯の詰まった透き通る高音。 この音を聴くだけでも、撞いていて心地がよい。 Bシャフトはスリークッション用のシャフトのようなテーパー。 入れが強く、切れもそこそこ実用範囲。打球音は木琴のような高音。 純白のLBMの先角材をタッピング、ネジどめ装着。 打感も良い。 Cシャフト(アダムオリジナル)は、ハイテクシャフトの如くトビ が少ない。しかし、キュー切れはかなり落ちる。重量も重過ぎる。 打球音は最も高く、金属バットのような音がする。 プロ2名、A級9名の評価によると、3本の中では1987年製の淡路亭A シャフトが一番良いとのコメントで、プロのうち1名は、私が所有する 全キューの全シャフトの中でもこれが一番良いと評価した。 「良い悪い」は個人の主観によるものだが、私自身も、淡路亭Aシャフト が一番気に入っている。 使っていると木はブリッジにより経年磨耗するので、なんとかこのシャ フトと同じ打球・振動・音質特性のスペアがほしいのだが、残念ながら 現在に至るまでその素材には出会っていない。 木質は近年の材料に多く見られるような白いロックメープルでなく、 褐色の赤みを帯びたもの。キュー職人によると、昔の繊維の目が詰まっ た赤木は粘りが強く、機械で削っていると硬いチーズのような感触だ そうだ。一方、最近の白いメープルは、シャリシャリとカキ氷のように 粉が崩れるような感触で、白い材の方が明らかに繊維結合にしまりが ない、とのこと。なんとなく、日本刀の古刀(安土桃山以前)と新刀 (慶長以降)の鋼の違いに似ている気がする。日本刀の世界では古刀 (南北朝以前の古刀)の方が大量生産が始まる戦国期以降の物より格段に 鉄質が良く、現代科学をもってしても鎌倉・南北朝の古刀の再現に成功 した者はいない。これは、明らかに鋼という素材が違うことによる。 脆くなった戦国期以降の鋼で作る日本刀には内部に柔らかいアンコを入 れたり、折り返し鍛錬回数を増やして積層構造にしたりしないと折れ易く なってしまった。南北朝以前の刀は鉄質が良いため、無垢や折り返し 回数が少ない物が多い。素材が良いからそれで十分なのだ。 キューのシャフトについても、良材とシーズニングに要する物理的時間 というものが得難い今日にあっては、ハイテク構造やスタビライザーなど の薬品浸けによって材料枯渇問題を乗り越えるしかない。 それに伴うハイテクシャフトにみられる従来存在しなかった「手玉の 横トビの減少」等の性能面での新特性は、いわば「瓢箪から駒」の類で あり、モーリタップが積層によって材料問題を解決したような苦肉の策、 必要の知恵が生んだ突然変異が原初であって、ハイテクシャフトそのもの を「最新技術による進化」と捉えるのは、素材を見据えた根本的な洞察 を欠いた一面的な観測ともいえる。 ハイテクシャフトにはハイテクシャフトの良さがあるが、それは、誕生 背景からシャフト自体の動態に至るまで、充分に乾燥され時間をかけて 段階的に削って成型された無垢木シャフトと同位置に置くことはできない。 「木の動き」を読み、木と対話しながら時間をかけて切削加工して作ら れたノーマルソリッドシャフトに対して、ハイテクシャフトは強引な外科 手術を施して「木の動き=経年変化による曲がり」を押さえ込んだ物と いえる。これはネルソナイトをスタビライザーとしてドブ浸けした廉価な ノーマルシャフトについても同様だ。そのようなノーマルシャフトは、 たとえソリッドであったとしても、シーズニングと削り出しに時間をかけ たカスタムラインのシャフトとは品質において雲泥の差があり、同じ 「ノーマルシャフト」であっても、こちらも素材という観点からみた場合、 同次元に置くことはできない。 2007年夏にアダムの工房に「20年もの」の無垢木のシャフト材料が100本 ほどストックされていたことが公開され、これを材料にノーマルおよび ハイテクシャフトの製作を限定100本で受け付けたが、瞬く間に受注受付 は完了した。 このことは、シーズニングされた古い赤木無垢材の価値を解するユーザー が少なくないことを表しており、「最新物が最上」と勘違いする族が跋扈 する現代において、私にはいささか溜飲の下がる思いがした。 現在、上記Aシャフトのようなソリッドシャフトに出会うことは稀有で、 優良材料の枯渇が進行する現状の中で高水準の品質をシャフトに求め ようとするならば、構造の工夫により品質を安定させたハイテクシャフト に求めるしかない(ハイテクシャフトでも当たり外れはあるが、バラ つきは極度に少ない)。 ハイテクシャフトに求めるものは本来「品質の安定供給」であって、 トビや見越し云々というのはあくまで開発延長線上の付帯特性であり、 トビと見越しにしか観点がいかないのは、キューの何たるかを知ら ない人間の発想であろう。 それは、メーカー各社が一定の「基準値」を独自に設けて、その 品質に達したものを安定供給しようとしている姿勢を見ても首肯 できることであり、ユーザーはこのメーカー努力と獲得要件にこそ 目を向けるべきである。 ハイテクシャフトが「高級」なものでノーマルソリッドは「低級」 であるかのような誤った認識が斯界に蔓延しているが、シャフトが 具有するアビリティーのキャパシティーを深く考察できるならば、 こうした的外れで短絡的な二元思考には結びつかない筈だ。 そのような誤った偏頗な認識が正論であるとするならば、エフレン・ レイズやマイク・シーゲルのみならず、16歳で世界を制した呉珈慶 (ウー・チャーチン)を擁する台湾の選手など世界のプールのトップ プロの多くが好んで「低級な」ノーマルソリッドを使用していること の説明がつかなくなる。 また、逆にレイズを除くフィリピン人のほとんどが314などのハイテク 系を好むのは、高温多湿という気候や「シャフトは使い捨て」という 潜在概念を含めた地域性の問題が絡んでくると思う。 世界情勢を俯瞰して、この問題について敷衍するならば、シャフトの 色分けの選択は、まったく人の好みの次元のコトガラに属するものと いえる。 ハイテクシャフトもノーマルシャフトも特性の違いの選択肢として両者 は存在し、世界に目を広げると、両者の位相はあくまで「同列」で あって、性能的な上下などは存在しない。 つまり、プレーヤーが自分に合ったシャフトを選択することが第一義で あり、それがたまたまハイテクかノーマルかの違いでしかない。 だが、狭い日本国内のみで「ハイテクシャフトは高級で上位」と勘違い してる人間は、この真理が理解できず、このことは自分が選択したハイ テクシャフトの種類選択の理由についても曖昧さをもたらし、自らに 混乱・不明・無理解を招き込み、「ノーマルかハイテクか否か」という 視野狭窄の概念の亡霊にとりつかれ続けて矛盾の闇の住人となる。 つまり、シャフト選びは「ノーマルかハイテクか」という図式ではなく、 「ノーマルか314かハイブリッドプロかA.C.S.Sかe.t.c.」という選択肢を 想定するのが妥当性を有する見識であり、あくまでも選択肢のひとつと して各々を同列に置き、種類の選別をすべきである。 さらに進めると、ノーマルにはあまりにも「個体差」がありすぎるため、 欲しい特性のシャフト個体を探すのが大変なので、それを解消する意味 でハイテクシャフトというものがそもそも開発されたことを忘れてはなら ない。 314の複合合板は年輪方向がもたらす反発力の差異を押さえつつ材料を 節約するのが原初的開発目的だったし、A.C.S.Sは少しでもトビの少な い個体の同質性を大量に生産するために考案された構造、ハイブリッド プロは根元をしっかりとさせつつ先の「逃げ」を生かすという従来カス タムメーカーが秘蔵とした「テーパー理論」を構造化によって得て個体 差を乗り越えようとしたものであったこと等は揺ぎの無い事実なのだ。 付言すると、「トビ」が減少するというハイテクシャフト特有の現象は、 ポケットインを容易にするというよりも「割れ」の少ない軌道で手玉分離 後の「出し」を得ることである、ということに着目しなければならない。 従って、ノーマルソリッドとは異なる「出し」の軌道をイメージできなけ ればハイテクシャフトを使う意味がない。 つまり、クッションに対して「鋭角」に出てくるのがハイテクシャフト。 また、手玉の進路と関係なく、イングリッシュによる先球の進路ズレは 発生するので、ハイテクといえどもミスポケットを招かないためには、 的玉側の進路の補正=リード=見越しは必ず必要になる。 むしろ、手玉側のトビとスロウの相殺点の存在はハイテクよりも ノーマルの方が感知しやすく(範囲が広い)、これにより様々な パターンのショットを選択できるのがノーマルシャフトの強みだ。 しかし、同じテーパー、先角構造にしたとしても、気に入ったシャ フトと同じ特性のノーマルスペアシャフトをなかなか探せないのが 唯一の欠点。同じ特性の材に出会うまでには膨大な時間と労力を 費やす。人の一生は短いので、もしかしたら、生きているうちには 出会うことができないかもしれない。良材が乏しい現代、タマ数が 少なければ、当たる確立も極端に低下する。 これは、ノーマルソリッドシャフトの宿命であり、致命的な負の 要因を構成している側面でもある。 このキューは、20歳台半ばにポケットを始めた私が生まれて2本目に購入した キューで、2005年にリメイクにより21世紀に蘇らせたもの。 元々のアダムヘルムステッター86-9sモデルは、スリークッションの住吉プロの お弟子(私の師匠)に見立ててもらい、1986年に購入。 師匠は長年のベルギー滞在を終えて帰国したばかりだった。日本人初の世界王者 小林伸明プロと同じく居合の剣士でもあった。 私は小林プロの「武士が刀を身から離すわけがない。私は置きキューをしない」 という言葉に影響されて、毎日撞くにも拘わらず、店にメインキューの置きキュー はしなかった。 完全に「置きキュー」をするようになったのは、2005年に撞球会ができてからだ。 戦前マッセの神様と呼ばれた上野の肥土軍作氏(1925年世界選手権出場の 鈴木亀吉氏の一番弟子。90年代まで日本スリークッション界の長老だった)に マッセを直伝されたのもこのキューだった。 (現在、老舗のビリヤード肥土は閉店し、跡地にはJACK上野店が入っている) ![]() 肥土軍作先生 このキューを初めて手にした夜、軍作先生のところまで飛んで行って見せた。 「ポッケ用だから柔らかいなぁ。どれ、どんなもんか」とこのキューで見せるマッセに 私は目を丸くした。だから、最近のサエギナールのアーティスティック・マッセを 見てもあまり驚きはしない。 ポケットではマッセはほとんど使わないが、四つ玉を撞くときには、レールナースに しろラインナースにしろ、セリーにマッセは必須だ。いわんやスリーにおいてもをや。 私は、ポケットだけでなく、このキューで玉撞きそのものと玉の世界の師匠-弟子関係 の厳しさを習い覚えたと言っても過言ではない。 最近プールを始める子たちは、きちっとした精神を持つ師匠がいる玉屋が少ないため、 どうしても「玉のことだけ」を自分勝手に覚えてしまう。 よくいえば「独学」ともいえるのだろうが、そういった人たちを見ていると、共通の 事柄に気づく。 それは、ドアの開け閉めから挨拶に至るまで、日常生活において礼儀作法がまったく できていないこと。 キューをはじめとする道具やチョークの手入れひとつまともにしようともしない。 プレー中の態度においても、目を覆いたくなる場面に多く遭遇する。 また、対人関係でも自己完結型で他人を排除したがるくせに仲間内だけで小さく固ま ろうとする。 若者だけではない。 地方に滞在すると、きちんとした師匠筋について修行したことのない玉屋の主人にも この傾向が強くみられることがよく判る。 玉が好きで玉莫迦になって玉ばかり撞くのは結構だが、人の重みはそれだけではない。 時代の変化や地域性とはいえ、不幸なことだと思う。 本気でやろうとしたらビリヤードの世界はとても厳しいものだが、そこから人間学を 学ぶことも多い。 最近はそうした硬派の気概は廃れてきているようだが、特にプールよりもビリヤード (キャロム)の世界には、まだ良き伝統が残っているように思える。 師匠をはじめ、軍作先生や堀家プロ等スリーの人たちがこのキューを手にとって技を 見せてくれたのはとても嬉しかったし、玉以外にもいろいろ大切なことを教えてもらい、 懐かしい思い出と共に先人の哲学や教えは、私の貴重な財産だ。 ![]() 厳しくも優しかったスリーの堀家聰臣プロと(88年) このキューのアダムオリジナルシャフトは、残念ながら1987年の試合のときに ブレイクで折ってしまい、すぐに淡路亭の職人さんにシャフトを作ってもらった。 シャフトリングはその際に淡路亭の新シャフトに移植した。
アダム86-9sと淡路亭87年製シャフト(2005年撮影)年季の入った糸巻きは20年という歳月を物語る これを20年ぶりにリフィニッシュを兼ねて内部まで手を加えて大改造した。 一見ノーマル風だが、材料を厳選して構造的にも随所に手が加えられて 原型を留めないほどチューンナップされており、私にとっては最高のプレー アビリティーを実現している。 このAシャフトの先角は芯持ちに近い部分の象牙。
象牙の最高部位である芯持ちは、その純白さに曖昧な澱みは一切存在しない。 トビを軽減させ耐久性を持たせるための内部構造と形状にしてある(参考:奥村プロのTADの先角)。ただ短い象牙フェルールではない。更に先角にはテーパーをつけている。先端径12.4ミリ。
一見ノーマル風で内実はチューンドという、作り手と使い手の好みとセンスの 合致が確認されたときに初めてこのフェルールは産声をあげた。 これにより、良質なサウンドと打球感を確保しつつトビを押さえたプレーアビリ ティーを確保する、という従来の象牙では成し得なかった性格上相反する性能 要件の獲得に成功している。 グリップからバットスリーブにかけては、樹脂を含浸させた特殊積層硬木をセンター コア材として部分的に貫通、タッピング装着。 オールセンターコアを避けることによって、バット自体にしなやかさを確保しつつ、 不必要なディフレクションを抑えることを実現させた。 トータルバランスにも優れ、複数のプロ、A級の試打において、絶大な好評を得るに 至っている。 玉屋で「このキューはどこのですか?」とよく訊かれるが、返答に困る。 タップまで含めると数人の匠の集合体だからだ。 一見するとメーカー不詳のノーマル風。 しかし、ちょっと詳細に見ると、完全なオリジナル・カスタマイズド。 各部位で別メーカーの高質なパーツ、加工技術を合体させつつトータルバランスを 煮詰めるというチューンナップの手法を採用している世界でただひとつのカスタム・ キュー。 レーシングマシンのように、乗り手の要求をメカニックがセットアップするように してこのキューのセッティングは為され、トライ・アンド・エラーを経て、その パフォーマンスが完成領域に近づけられた。 たぶん、このような手法でのキュー作りは今後は難しいだろう。 正真正銘の ONE OF A KIND 。 |
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